渡英直前手続き・渡英直後の生活準備①
誰しもが経験する割に誰とも共有されず、忘れ去られがちな内容を纏めています。なお、関連するリンクは紹介者専用の優待が受けられるものなので、是非ご活用ください。
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クレジットカード
英国納税者として送金課税を選択している場合、日本のクレジットカードを使っていると、日本⇒英国への実質的な送金と見做され、クレジットカード使用額が所得扱いで課税されるため、英国の銀行口座に紐づくクレジットカードを作る必要があります。
なお、海外では日本のクレジットヒストリーが参照されず、通常は低額(£1,000等)の上限からクレジットカードを使って信用を得ていく必要があります。が、(僕の認識だと)AMEXだけは日本のAMEXの信用情報を引き継いでカードを発行してくれるため、最初から上限が高い(£10,000等)ので便利です。また、日本⇒英国へのクレジットヒストリー引継ぎ手続きも簡単なのでお勧めなので、海外で働く予定の方は日本の頃からAMEXを使うのがお勧めです。
●日本のAMEXへの招待
amex.jp色々と調べましたが、今はSPG(ホテルのアップグレード・ポイントでリッツ等に宿泊可)が一番魅力的なようです。
●英国のAMEXへの招待amex.co.uk
マイルで日本行きのチケットを取得できるため、英国ではBAのカードがお勧めです。
●英国のAMEXへの信用情報引継ぎ
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IELTS for UKVI
派遣元の会社に1年以上働いていれば、Internal TransferのVISAが発行可能な為、英語のテスト受検は不要ですが、転職直後から海外赴任(or現地採用)の場合(Tier 2 General)は語学力の証明が必要となります。
海外の大学を出ていなければ、IELTS for UKVIが必須(以前はTOEFL/TOEICも使えたのですが、集団不正受検が発覚し、IELTSのみとなっております)ですので、申込~受験~結果受領まで、1.5~2か月程度見込む必要があります。
なお、通常のIELTSとは申込方法等が異なるので注意が必要ですが、(医療関係者等、高いScoreが求められる職種を除き)点数はさほど必要ないので、テスト形式だけ事前に知っておけば大丈夫だと思います。
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BRP(一部Tier 2 General前提)
会社でビザを申請する場合は、外部業者を活用するかと思いますので、ガイダンス通り書類を粛々と出していけば申請出来ますが、社内異動扱いのVisaでない場合は、英国の雇用を守る為に同様の能力等を持った人がいないか、Home Office指定のサイトで求人を一定期間掲載する必要があり、待機期間として約1か月程度時間がかかります。(会社側が対応するので問題ないかと思います)
なお、BrexitのせいかBRP発行に時間がかかっている様で、30日以内に渡英しBRPを受取るべき旨のLetterを担当官庁(Home Office)から受け取った後に渡英したのですが、私は(2019年2月時点)Letterに当初記載されていた日付から3週間弱経ってからBRPが受取れました。
なお、Post Officeに受取りに行くのですが、Home Officeから各Post OfficeにBRPが配送され(月・水・金の夕方-Post Office毎に変わるかもしれません)、各Post OfficeはPassportとLetterを確認してBRPを渡す役割のみ担っており、BRPの状況について回答する権限がないため、当局のサイトからBRPがPost Officeになかった旨の申請をする事が必要な場合があります。(BRPが遅れて30日の期限を超えそうな時は、当局からの回答で●●日には準備できるので、そこから10日以内に受取りに来てほしい旨のメールが届きます)
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銀行口座等
会社の振込先口座として一律Barclaysで開設しました。
使い方は日本とほぼ同じですが、Credit card機能がデフォルトで付いている点と、Direct debit(銀行引き落とし)が日本より便利に使える点がより便利です(クレジットカード/Council tax/ジム/携帯/ネット等々の定期的な支払いがあるもの全てに対応可-Direct debitで割引きとなるサービスが多いです)。なお、OnlineのBank statementは各種住所証明に使用可能なので、居住開始直後に開設する必要があります。ただポイント等は溜まりません。
また、銀行ではないものの欧州旅行用にRevolut/Monzo等の決済手段を活用する方が多いですが、個人的にはRevolutのアカウントの方が使い易いです。(明快なUIに、シンプルかつ便利な機能が多く、メインのカードとして活用しています)
http://revolut.ngih.net/c/1785204/587953/9626
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インターネット
日本の光と比較するとやや遅いですが、Three(元Relish)を使っています。居住開始直後からネットを使いたかったため、ネットの開通工事等を待たずに設置型のPocket WiFiの様な機器が届けばすぐ使えるものにしました。
どの会社も申請からネット接続(工事)まで1-2週間かかるので、とりあえずThreeを居住開始翌日から届くように申込みし、直ぐネット使えるようにしておいて、他のサービスに切替えても良いかもしれません。(申込2週間-当時-以内に返品すれば全額返金なので)
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携帯(SIM)
通信費が異様に安いです(100GB・通話無制限・欧州各国でローミング可で、月額£20@Vodafone)。
なお、Pay as you go SIMの番号を引き継いで年契約に切り替えたのですが、ネットではなく実店舗に行った方がサクサク手続きが進みました。なお、Vodafone shopでは住所証明にTenancy agreement使用可能でした。(通常は公共料金の支払いや銀行のBill等に限られますが、居住直後に持っている訳も無いので助かりました)
なお、日本の様に本体代が大幅に割引かれる事はなさそう?なので、消費税が安い日本でSIM Freeの携帯を買って持って行った方が経済的そうな気がします。
ちなみに、今はThreeで£20/月で通信料無制限(!)のキャンペーン中なので、ネット・携帯SIMともにお勧めです。
ちなみに(Brexit次第かもしれませんが、)EU全域で海外ローミング無料となっているので、欧州旅行・出張する際も国毎にSIMを購入する必要はありません。
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在留届/英国免許取得(切替)
他の方が色々と纏めてある通りです。なお、銀行口座があれば、Postal OrderではなくCheckで免許申請時の手数料支払いが可能です。
https://www.seinanities.com/2018/12/driving-licence-2.html
http://akiracing.com/2017/12/21/uk_drivers_license/
https://uk-master.com/life/driving-license